💡 この記事の要点まとめ
- 福山市は6種類のハザードマップ等を公開しています。
- 見る順番は「洪水・土砂災害」から。候補の住所を必ず地図に当ててみましょう。
- 県の専門ポータルや国土交通省のポータルでも、最新の区域を確認できます。
- 不動産取引では、契約前に水害ハザードマップ上の所在地の説明が義務づけられています。
賃貸のお部屋探しでは、間取りや家賃、駅からの距離に目が向きがちです。けれど、暮らしの安心を左右するもうひとつの大切な視点が、「その場所でどんな災害が想定されているか」です。
この記事では、福山市で賃貸を探す方に向けて、福山市が公開しているハザードマップの種類と、確認の手順をお伝えします(※1)。あわせて、契約前の水害リスクの説明についても、国土交通省の情報をもとに整理します(※2)。
目次
🌊 賃貸でもハザードマップを確認したほうがよい理由
「賃貸なら、災害が心配になったら引っ越せばいい」と考える方もいるかもしれません。けれど、実際には、荷物を抱えて急に住まいを移すのは簡単ではありません。入居する前に、その場所のリスクを知っておけば、部屋選びの段階で備えることができます。
たとえば、同じ町内でも、河川の近くか高台か、斜面の近くかどうかで、想定される災害の種類や程度は変わります。ハザードマップは、そうした違いを地図の上で確認できる公的な資料です。
🗺️ 福山市が公開している6種類のマップ
福山市の公式サイトでは、次の6種類のマップ・想定図が公開されています(※1)。
| 種類 | 担当課 |
|---|---|
| 水害(洪水・土砂災害)ハザードマップ | 危機管理防災課 |
| 内水ハザードマップ | 上下水道計画課 |
| 津波ハザードマップ | 危機管理防災課 |
| 地震防災マップ | 建築指導課 |
| 防災重点ため池ハザードマップ | 農林整備課 |
| 高潮浸水想定図(水防法に基づかないもの) | (公式ページで確認) |
なお、福山市の公式サイトには「現在、福山市に津波災害特別警戒区域はありません」と記載されています(※1)。マップの種類が多いため、まずは自分が探しているエリアに関係するものを絞って確認するとよいでしょう。
🔍 確認の手順:この順番で見ればわかりやすい
6種類すべてを一度に見ようとすると、情報が多くて迷ってしまいます。次の順番で確認すると、整理しやすくなります。
- 候補の住所を決める。気になる物件の所在地を、地図上で特定します。
- 水害(洪水・土砂災害)ハザードマップで確認する。河川の近くか、斜面の近くかを見ます。
- 内水・高潮・津波を確認する。海や川に近いエリアは、特に丁寧に見ておきましょう。
- ため池・地震を確認する。近くに防災重点ため池がないか、地震防災マップの内容もあわせて見ます。
- 避難場所と経路をイメージする。自宅から避難場所までの道のりを、地図上でたどってみます。
💡 ワンポイント
ハザードマップは、地図上で「想定される範囲」を示したものです。実際の災害の範囲や程度が、そのとおりになるとは限りません。あくまで、備えを考えるための目安として活用しましょう。
🌐 県と国のポータルサイトも活用しよう
福山市の公式サイトでは、市の冊子などのほかに、県や国のポータルサイトでの確認方法も案内されています(※1)。
- 洪水ポータルひろしま
- 土砂災害ポータルひろしま
- 高潮・津波災害ポータルひろしま
- 国土交通省ハザードマップポータルサイト
公式サイトには「最新の区域や詳細な位置の確認はこちらから」として、災害の種類ごとに県の最新情報サイトへのリンクが示されています。詳しい位置を調べたいときは、こうしたポータルサイトで住所を入力して確認する方法が便利です。
📋 契約前の水害リスクの説明とは
不動産の取引では、契約前に「重要事項説明」が行われます。国土交通省の発表によると、令和2年(2020年)8月28日から、水防法に基づいて作成された水害ハザードマップ(洪水・雨水出水(内水)・高潮)における、対象物件の所在地の説明が義務化されました(※2)。
説明の際は、市町村が配布する印刷物や、市町村のホームページに掲載されている入手可能な最新のハザードマップを使って、物件の概ねの位置を示すこととされています(※2)。国土交通省の発表では、売買と賃貸借の区別についての記載はありません。賃貸のお部屋を借りる場合にどのような説明があるかは、契約前に担当者へご確認ください。
なお、先ほどの表のとおり、福山市の「高潮浸水想定図」は水防法に基づかないものとして公表されています(※1)。説明の対象になるマップの範囲については、契約の前に、担当者にご確認いただくと確実です。
🏠 マップを見たあとの部屋選びの考え方
ハザードマップで、候補の物件が想定区域に入っていた場合も、すぐに候補から外す必要があるとは限りません。次のような点を、あわせて確認してみてください。
| 確認したいこと | 見るポイント |
|---|---|
| 想定される深さ・程度 | マップ上の凡例で、想定される浸水の深さなどを確認する |
| お部屋の階数 | 1階か、それより上の階か |
| 駐車場の位置 | 車を停める場所が、想定区域に入っていないか |
| 避難場所までの経路 | 実際に歩いて、危険な箇所や暗い道がないか |
気になる点は、そのままにせず、担当者に相談してみてください。「なぜこの物件が候補なのか」「他に似た条件の物件はあるか」といった質問も歓迎です。
❓ よくある質問(Q&A)
Q1. ハザードマップはどこで見られますか?
A. 福山市の公式サイトで、市が公開している各種マップを確認できます。県の「洪水ポータルひろしま」などや、国土交通省のハザードマップポータルサイトでも確認できます(※1)。
Q2. 契約前に、水害リスクの説明はありますか?
A. 令和2年8月28日から、不動産取引の重要事項説明で、水害ハザードマップ上の対象物件の所在地を説明することが義務化されています(※2)。賃貸のお部屋を借りる場合の説明の内容は、契約前に担当者へご確認ください。
Q3. 想定区域に入っている物件は避けたほうがよいですか?
A. 一概には言えません。想定される深さや、お部屋の階数、避難経路などをあわせて確認し、ご自身が納得できるかどうかで判断することが大切です。迷ったときは、担当者にご相談ください。
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株式会社ケイアイホーム アパマンショップ福山駅前店
〒720-0066 広島県福山市三之丸町4-16-1
TEL:084-959-3500
営業時間:10:00〜18:00(1月〜3月は9:30〜18:30)
定休日:年末年始、お盆
宅地建物取引業免許:国土交通大臣(4)第7268号
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※本記事の内容は2026年9月時点のものです。ハザードマップの内容や区域は更新されることがあります。最新の情報は、福山市公式サイトや各ポータルサイトでご確認ください。
この記事の情報源
※1 福山市「ハザードマップ」 https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/kikikanri/147940.html
※2 国土交通省「不動産取引時において、水害ハザードマップにおける対象物件の所在地の説明を義務化」 https://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo16_hh_000205.html
